« 寝汗 | トップページ | 慰安 »

2016年4月24日 (日)

法の死


登ったことのない夕日が暮れる
悲嘆の窓辺
僕は口を引き結んで
その時間を看取ろうとしている
太陽は白く
白く老いてしまって
なけなしの誇りを自らの炉火にくべる
最後の光

その光が
人の手によって納棺され
無底の冥闇に納棺されゆっくり
ゆっくりと
運ばれて
いく
悲嘆の窓辺で僕は
口をきつく結んでいる

« 寝汗 | トップページ | 慰安 »

詩・雑文」カテゴリの記事

コメント

この記事へのコメントは終了しました。

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 法の死:

« 寝汗 | トップページ | 慰安 »

フォト
無料ブログはココログ